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健康堂中医鍼灸院
〒222-0021 横浜市港北区篠原北2-4-2 日東ビル101
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尿漏れは、尿が不随意に漏出する状態を意味する、昼間で起きているときなど意識があるときに、自分の意思ではコントロールできずに尿が漏れ出てしまう状態をいう、泌尿器科学では尿失禁という、これに対して、睡眠時など無意識のときに全尿を排出してしまうものを遺尿という、夜間に遺尿が起こるものを夜尿、俗に「おねしょ」という、
尿失禁の分類には、尿道括約筋の欠損などの奇形、あるいは骨盤内手術や外傷などによる括約筋の損傷状態など、器質的な問題が明確な①完全尿失禁(真性尿失禁)があるが、尿道括約筋の弛緩が原因の②緊張性尿失禁(腹圧性尿失禁)や、下部尿路の炎症や神経因性膀胱、神経症などが原因の③切迫性尿失禁、また下部尿路通過障害をきたす④溢流性尿失禁の3つが一般的である。女性の尿漏れは、このうちの緊張性尿失禁(腹圧性尿失禁)が多い、咳やいきみ、高笑い、くしゃみ、跳躍、走ったときなどの急に腹圧がかかったときに起こる、高齢の女性(エストロゲンの減少による)や多産の女性に多いといわれます。
【東洋医学からみた尿漏れ】
尿漏れは、東洋医学的には小便不禁、小便失禁という、多くは虚症、①腎の元気不足、②脾肺気虚、③肝鬱により結熱して起こる場合、などが考えられる。
東洋医学的には、人体の水分調節作用に関わる臓器として、①脾・胃、②小腸・三焦、③腎・膀胱、④肺のように、直接、関わるものと、⑤心・肝、⑥精神・情動のように、間接的に関わるものが考えられる、個々の働きは次のようである、脾は水湿を運化する、たとえば、水湿が胃腸内で吸収されなければ大便は下痢し、小便は不利となる、小腸は食物を受け入れる器官で、消化を行うところであるため、下痢、小便の量の多少、小便の色の濃淡に関係する、また、三焦は決瀆(水道流通)の官と考えられ、全身の水液の管理を行う、
腎は水の臓であり、全身の水を管理する機能を具有する、腎水の不足はときには大便を乾燥させ、あるいは小便の量を少なくさせる、膀胱は津液を蔵することを主る、したがって、小便失禁あるいは小便不通は主として膀胱の機能の異常に属するが、腎気の虚亡あるいは命門の火の不足があるときにも、同様の症状が出現する。
肺は、水の上限で治節を主り、水道を通調する作用により水液を膀胱に輸送している、
心または肝の熱が、小腸あるいは膀胱に移り、炎症症状を引き起こしたり、精神的原因で、心、肝の機能に乱れを生じ、それが排尿機能に影響することもある。
【当院の尿漏れの鍼灸治療】
(1)腎気不足
顔色が青白く、精神疲労、腰や下肢に力がなく、小便頻数で寒がり、四肢の冷えなどがある、関元、中極、曲骨、腎兪、膀胱兪、太渓
(2)脾肺気虚
顔色は黄色く、精神疲労、自汗、食欲不振などがある、脾胃の働きを高め、肺を補う治療を行う、気海、三陰交、足三里、太淵、肺兪に補法の鍼治療を行う。
(3)肝鬱
イライラしたり、怒りっぽく、歯ぎしりがある、顔面紅潮、中極、中髎、三陰交、陰陵泉、太衝
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