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健康堂中医鍼灸院 

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胸痛(肋間神経痛)の鍼灸治療/東洋医学

胸痛(肋間神経痛)

何らかの原因により肋間神経が刺激されて出現する神経走行に沿った帯状の痛み。

突発性(原発性)と症候性(続発性)がある。

症候性の原因は、帯状疱疹、腫瘍、胸椎椎間板ヘルニアなど。

特発性肋間神経痛

肋間神経の走行に一致した発作性·一側性の疼痛。左の第5~第9肋骨に好発。深呼吸·会話··あくびなど胸郭運動や体動により痛みが増強。

帯状疱疹による肋間神経痛

脊髄後根神経節などに潜伏感染した水痘·帯状疱疹ウイルスが、宿主の免疫能が低下した時などに再活性化されると、神経節の支配領域の皮膚に神経走行に一致して帯状の水疱をつくり、発疹の発現と共に当該神経の神経痛を伴う。

 

【東洋医学的な考え方】

「胸痺」:種々の原因により胸中の陽気が詰まって起こる胸悶·胸痛。

軽症では胸悶、重症では胸痛が起こる。

1.関連する臓腑:心、肺。胸脇部なので肝、胆

2.原因別分類

 1)痰濁による胸痛(悶痛)

飲食不節·飲酒脾胃損傷痰濁形成胸部の陽気に影響胸部の気血阻滞胸痛、舌苔、脈滑。

 2)瘀血による胸痛···肩背部に放散、夜間に増強しやすい、舌質紫暗、脈細濇。

 3)陽虚による胸痛(绞痛)

平素からの陽気不足胸部の陽気が弱い気血阻滞胸痛、舌苔白、脈沈遅。

【当院の胸痛の鍼灸治療】

実証例(瘀血による眩暈)

治療方針:血行の改善をはかる、瘀血を除去、心·心包の兪募穴、手少陰経穴、手厥陰経穴。鍼にて瀉法

経穴:心兪、膈兪、膻中、巨闕、陰郄

虚証例(陽虚による眩暈)

治療方針:陽気を回復させて気血の巡りを改善し、寒邪を除去。心·心包の背兪穴、手少陰経穴、手厥陰経穴。鍼にて補法。灸併用。

経穴:心兪、厥陰兪、膻中、内関、通里

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