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健康堂中医鍼灸院
〒222-0021 横浜市港北区篠原北2-4-2 日東ビル101
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変形性膝関節症は中年期以降に最も多くなる疾患です。
関節の加齢現象、すなわち関節の退行変性によって関節構造の摩耗と増殖が混在して同時に起こり、関節の形態が変化する非炎症性、進行性疾患。特に、肥満傾向にある女性に多く見られます。原因として、荷重に対する、関節軟骨や軟骨下骨組織の反応が悪くなるために、軟骨の変形または亀裂を生じる場合や、骨棘形成や骨硬化などの増殖性変化がみられるものがあります。炎症症状は、比較的少ないものが多いです。
(1)分類
①一次性変形性膝関節症:
原因が明らかでないもの。多くは加齢による退行性変化を基盤として発症。50歳以降の肥満女性に好発。
②二次性変形性膝関節症:
関節の外傷歴、代謝異常、何らかの先天性あるいは後天性の膝関節疾患や化膿性膝関節炎など何らかの疾患に続発。
(2)症状
①疼痛:動作開始時痛、起立時痛、階段昇降時痛(特に降りる時)など。※疼痛は膝関節の内側関節裂隙部に強い。温熱効果で改善傾向が見られる。
②運動制限:
正座困難屈曲制限、進行すると屈曲拘縮、伸展制限
③関節腫脹、関節水腫
④変形:内側関節面の磨耗による膝関節の内反変形、O脚が見られる。
※X線所見、関節裂隙、狭小化、骨棘形成などが認められる。
初期の症状は動き始めの痛みです。しばらく足を動かしていると、痛みは少しずつ軽くなってきます。しかし症状が進行すると、動くことによってかえって痛みが悪化するようになります。さらに症状が進行すると、安静にしていても痛むようになります。
変形性膝関節症では、関節内に関節液が過剰に貯留し、関節腫脹となります。腫脹や疼痛、あるいは拘縮が起こると運動制限をきたすようになります。症状が進むと、正座やトイレでしゃがむ動作などが苦痛になり、さらに関節が変形していきます。東洋医学では、症状の原因により労損や痺証に属する寒凝気滯と考えます。
【当院の変形性膝関節症の鍼灸治療】
当院での変形性膝関節症の治療は、原因の改善と局所の経絡気血の運行を改善する治療をおこないます。膝関節周囲の経穴を取穴し、鍼治療と温灸を併用します。これにより局部の気血の流れを良くして、痛みや関節内に関節液が溜まる症状を改善していきます。取穴部位としては膝関節周囲の反応点
経穴:梁丘、血海、足三里、犢鼻、委中、曲泉、膝関、陰陵泉、内·外膝眼、鶴頂、圧痛点
【生活指導】
*罹患関節の荷重負荷の軽減、体重の減量を図ることが重要。過度の運動は避ける。
【患者様情報】
68歳、男性
【症状】
半年前から両膝を動かした時の痛みに悩まされるようになりました。特に、階段を下りる時に痛みます。
近くの整形外科で診察を受け、レントゲン検査で変形性膝関節症だと診断されました。
整形外科で鎮痛薬と湿布薬などによる治療を続けましたが、治療効果があまり出なかったので、健康堂中医鍼灸院さんへ来院しました。
【治療】
週に2回、鍼と温灸を併用して治療をおこないました。約2週間で膝の周囲の筋肉痛が軽くなりました。また、階段をのぼる時に感じていた痛みも、半年後には完全に消え去りました。
【症状】
昨年12月末、左膝に水が溜まり痛みで歩行困難になり、息子の手助けで整形外科を受診、レントゲン検査の結果、変形性膝関節症との事、水を抜きヒアルロン酸を注入、炎症を抑える飲み薬と湿布薬を処方される。その後4度の水抜きをするが水腫は良くならず、痛み続いていたのでこのまま続けても治らないと思い通院を辞める。良い治療法はないかとネットで調べ、駅近で治療費も良心的な健康堂にお願いすることにしました。
2月25日最初の治療、左膝に刺した鍼が痛く灸をのせると一段と痛かったが効果があるのだと、回を重ねるごとに少しづつ痛みが柔らぎ水も引いてきました、16回の治療後、夫と外出、同じ歩調だったので全く普通に歩いていると驚かれる。それまで左足をかばい小さな歩幅だったので良くなってきていることを実感する。最後まで自分の足で歩きたいので今後もお世話になりたいと思っています。よろしくお願い致します。
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