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健康堂中医鍼灸院
〒222-0021 横浜市港北区篠原北2-4-2 日東ビル101
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潰瘍性大腸炎とは、下痢や血便、発熱や体重減少などの症状があり、特徴として大腸の粘膜や粘膜下層をびまん性に侵す、慢性の炎症性腸疾患です。
潰瘍性大腸炎の原因は、免疫機構の異常や心理的な要因が指摘されていますが、正確には明らかになっていません。症状としては軽い腹痛や下痢くらいのものから、発熱や粘血便、膿性便といった症状をだすものまであります。症状が長引くと、貧血や体重減少などの全身症状が出現することもあります。
【東洋医学的的な考え方】
1.下痢のことを泄瀉という。
「泄」:大便が稀薄で、出たり止まったりするもの
「瀉」:水溶性の下痢
2.原因別分類:
①湿熱:外邪、辛い物の偏食⇨脾の運化機能低下⇨急迫した下痢、腹痛と下痢が交互に発生。舌苔黄腻、脈濡数。
②傷食:暴飲暴食、傷んだものの飲食⇨脾胃損傷⇨脾胃の昇降機能低下
③肝鬱:精神的緊張、情绪の変化(ストレス)⇨肝鬱により、脾の運化機能が低下
④脾腎陽虚:久病老化⇨腎気虚、腎陽虚⇨温煦作用が低下⇨脾陽虚になり運化機能低下⇨五更泄瀉(夜明け前に下痢)、舌質淡、舌苔白、脈沈細、腰膝のだるさ·無力感
【当院の下痢の鍼灸治療】
◆実証例(湿熱による下痢)
治療方針は湿熱の除去をはかり、胃腸の機能回復を促す。手陽明経穴、鍼にて瀉法。
経穴:天枢、合谷、陰陵泉、上巨虚、下巨虚
◆虚証例(脾腎陽虚による下痢)
治療方針は脾腎の温煦機能向上をはかる。脾·腎の背兪穴、足陽明経穴、鍼にて補法、または施灸。
経穴:中脘、天枢、脾兪、腎兪、命門
【患者様情報】35歳女性
【症状】
高校生のときから、下痢や粘血便といった症状がありました。良くなったり悪化したりを繰り返しながら、症状は長く続き、病院では潰瘍性大腸炎と診断されました。ずっと病院に通っていましたが、あまり効果を実感できませんでした。
健康堂中医鍼灸院でお世話になる前も、時々腹痛や偏頭痛があり、特に雨の日や曇りの天気のときはひどくなりました。両足もよくむくみを感じていました。
【治療】
病院からもらった薬を飲んでいただきながら、最初は週2回のベースで両面鍼(りょうめんしん)と温灸をおこないました。
治療開始から1ヶ月後には下痢と足のむくみの症状がなくなり、偏頭痛も半分くらいになりました。以降は、治療頻度を週1回のペースにして、3ヶ月後には完治しました。
現在は、再発しないように自分の体の自然治癒力をアップさせるために1ヶ月に1回のペースで治療を継続しています。
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