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健康堂中医鍼灸院 

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耳鳴りと難聴の鍼灸治療/東洋医学

耳鳴と難聴

耳鳴り:外界から音刺激がないのに音が聞こえると感じる異常な聴感覚。

難聴:音を知覚する能力が低下した病態。通常、会話音域の平均聴力損失が20dB以上のもの。

【現代医学的な考え方】

1)耳鳴り

非振動性耳鳴り(自覚的耳鳴り、真正耳鳴り)

音響刺激なしに生じる音感覚で、患者のみに聴こえる一種の聴覚異常感。

)腫瘍・動脈瘤·動脈硬化等による神経圧迫、細菌毒素·薬物·乏血等による刺激神経の異常興奮によるものなので、持続性で、音の性質は多種多様。

振動性耳鳴り(他覚的耳鳴り)

筋肉や血管など、具体的な雑音源をもつ機械的な原因により発生するもの。

筋肉性雑音:耳小骨筋や口蓋帆筋の攣縮による間欠音

血管性雑音:重症貧血の際のコマ音、脳底動静脈瘤などの際の拍動性耳鳴り

2)難聴

伝音難聴

外耳・中耳の伝音機構の障害により発生するもの。

感音難聴

内耳、蝸牛神経(聴神経)から脳幹・大脳の聴覚中枢側の障害により発生するもの。

内耳性難聴:メニエール病、突発性難聴、老人性難聴、

混合性難聴

伝音難聴と感音難聴が合併したり、伝音難聴から二次的に感音難聴が発生して起こる。

【東洋医学的な考え方】

耳鳴りは「耳鳴り」、難聴は「耳聾」という。

1.関連する臓腑:腎···腎は耳に開竅する

2.関連する経絡:手足の少陽経

3.原因別分類:

 1)肝火による耳鳴り·難聴

情志失調気機鬱結化火清竅に影響耳鳴·難聴

 2)痰火による耳鳴り·難聴

飲食不節·思慮過度·労倦など脾胃損傷運化機能低下水湿停滞痰の発生長期にわたり改善されないと化火痰火清竅に影響耳鳴り·難聴。

 3)腎精不足による耳鳴り·難聴

先天的要因·栄養の吸収不良·高齢·慢性疾患·房事過多などによる腎精不足(腎虚)⇨髄海が空虚耳鳴り・難聴

【当院の耳鳴·難聴の鍼治療】

治療方針:当院の治療では患者様の症状によって虚実を判断し、補法あるいは瀉法を施すことで、内耳の循環改善、自律神経の調整、疾病の根本から改善します。

実証の場合(肝火による耳鳴・難聴)

足厥陰経穴、手足少陽経穴、鍼にて瀉法

経穴:翳風、聴会、侠渓、太衝、丘墟

虚証の場合(腎精不足による耳鳴り・難聴)

足少陰腎経·任脈を鍼にて補法

経穴翳風、聴会、腎兪、関元、太渓

耳鳴りの症例紹介です

【患者様情報】

男性、高校生

【症状】

高校三年生になったばかりのあるとき、蝉が鳴くようなジーッという音が耳から離れなくなり、それとともに聞こえも悪くなりました。病院でいろいろな検査を受けても、耳や脳などに器質的な異常はまったく見られず、医師からもらった薬を飲んでも症状はいっこうに改善しませんでした。

困りはてて、鍼治療に最後の望みを託して来院しました。受験勉強が大変で精神的なストレスもたまっている感じがして、睡眠不足も続いています。

【検査&治療】

問診と視診の結果、心因性の突発性難聴、及び耳鳴りだと考えました。治療は連日、合谷、曲池、翳風、瘈脈、耳門、聴会への鍼による治療と、電気パルスを併用してわずかな電流で経穴を持続刺激する方法をおこないました。

3回目の治療で耳鳴りは小さくなり、かすかに聴力も戻ってきたそうです。治療を続けた結果1か月後に完治しました。

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