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健康堂中医鍼灸院
〒222-0021 横浜市港北区篠原北2-4-2 日東ビル101
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外来時血圧値(随時血圧値)の収縮期血圧が、140mmHg以上あるいは拡張期血圧が90mmHg以上を高血圧という。
【成因】
本態性高血圧の原因は、複数の遺伝因子に、食塩摂取過剰、ストレスなどの環境因子が加わって発症すると考えられている、なお、年齢が高くなると、収縮期高血圧症を呈するが、その理由は大動脈の伸展性および弾力性の低下とともに、交感神経系の亢進により総末梢血管抵抗が増加するためである。
高血圧は、大きくは本態性高血圧症と二次性高血圧に分類されている。高血圧症の約90%は本態性高血圧である。
【東洋医学からみた高血圧症】
東洋医学では高血圧症という概念はないが、その症候から、①肝火による高血圧、②痰湿による高血圧、③腎陰虚による高血圧のような病証が考えられる。
(1)肝火による高血圧
これには、精神的ストレスにより肝気がふさぎ、火化(熱を発生)して起こるものと元々肝陽が高ぶっており、肝火が上炎したものとがある。高血圧に頭痛、めまい、後頸部のこり、顔面紅潮、眼の充血、口内乾燥、イライラ、怒りっぽいなどの症状を随伴し、舌質は紅、舌苔は黄色。
(2)痰湿による高血圧
普段から甘いもの·脂っこいもの好み、飲酒過多などによって脾胃の機能を損ねて痰湿が生じ、これが脈絡を塞いで起こる。
高血圧に眩暈、胸腹部のつかえ感·息苦しい、動悸、悪心·嘔吐、食欲不振、倦怠感などを随伴し、舌苔は厚膩。
(3)腎虚による高血圧
腎虚の虚が肝陰虚を引き起こし、そのために肝陽が高ぶる、すなわち陰虚陽亢となる、高血圧に眩暈、耳鳴、胸苦しい、不眠、腰痛、夜間頻尿などの症状を随伴し、舌質は紅、舌苔は薄く。
【当院の高血圧の鍼灸治療】
病証に基づいて鍼灸治療を行います。
①肝火による高血圧
肝気を平らかにし、火を降ろし、抑うつを改善することを目的とする。
治療経穴:太衝、行間、風池、曲池、足三里
②痰湿による高血圧
痰湿を除き、脾胃の機能を高めることを目的とする。
治療経穴:中脘、足三里、三陰交、太衝、風池、豊隆
③腎虚による高血圧
腎陰を補い、肝陽の高ぶりを抑えることを目的とする。
治療経穴:肝兪、腎兪、太渓、三陰交、曲池、風池
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